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鷹木さんの読書感想文

主に読んだ本の感想とか。発言は個人的な見解です。

出戻り作業なのか推敲か

先日、仕事の話で上司が

 

「出戻り作業はそもそも効率が悪いし、余計な時間もかかるし、そもそも部下の士気に関わる。最初から完璧にやればいいのだ」

 

とのたまっていた。

確かに最初から完璧にできれば最高だろ。

というのも、この意見に対して僕は首をかしげるのだ。

僕は学生時代に何度もレポートを書かされたのだが、最初から完璧を目指してレポートを書こうと思ってもうまくいかないことが多かったのだ。

というか、そんな意気込みで書いたら締め切りに間に合わない。

書きながら考えるという作業がなかなか難しい。

「こうかいたら教授はどう質問してくるのか?」

「この文章に根拠はあるか?」

「日本語として大丈夫か?」

普通の仕事でもそうだと思う。

考えながら作業するというのはなかなか難しいのではないか。

作業中に上司があれこれ指示をしてくるならなおさらだ。

なので僕は、作業の内容を聞いたらまずやってしまう。

終わったら自分で見直して手直しをする。

その後に上司やら教授やら上の立場の人に

「これでよろしいかしら」

とお伺いをたてて、指示を仰いで、手直しする。そして上司に点検をしてもらって…

というふうに推敲とも呼べる作業方法の方がやりやすい。

上司は「二度手間は悪」というが、僕は「二度手間というのは向上心という名の推敲故の作業である」と考える。

時間はかかるかもしれないが、何度も何度も手直しができるのならその方が最終的な完成度は高くなるのではなかろうか。