鷹木さんの読書感想文

主に読んだ本の感想とか。発言は個人的な見解です。

大河論

大河論というほどでもないが、、、

 

僕は生まれも育ちも石狩川の川沿いである。

 

鼻水を垂らして走り回ったのも石狩川沿いだし

 

初恋も失恋も石狩川沿い

 

青春の全てを石狩川沿いで過ごし、

 

なんの因果か今も石狩川沿いに住んでいる。

 

先日、東北から異動してきた上司がふと

 

「北海道の河というのは汚いな」

 

と言っていた。

 

なるほど確かに石狩川は濁っている。

 

地元は石狩川の中流のほうで、

 

今は石狩川の上流に住んでいるので、

 

こちらにきた時は

 

石狩川も上流になると綺麗になるなぁ」

 

とは思っていたが、まあ飲めるかと言われると

 

飲めない。

 

なんでも本州の方の川は、水が澄んでいて

 

飲もうと思えば飲めるらしい。

 

とある本で読んだのだが、

 

「日本の川は小さく流れが遅く綺麗だ」

「中国で河といえは黄河や長江のことをさす」

 

とある。

 

その「かわ」というのがなんでも国民性を

 

形成しているのではないか。という話だ。

 

日本人は繊細で綺麗好き。

中国人は豪快でパワーがある。

 

というふうに。

 

となると、北海道人は本州の人と比べて

 

「繊細さに欠け豪快で大雑把」

 

ということになるのか?

 

結構結構。北海道人は開拓民の子孫だ!

 

大雑把で豪快でパワーがあるのだ!

 

北海道の河は汚いのではない!

 

力に溢れ細かいことを気にしない豪快な河だ!

 

石狩川万歳!!!

 

その石狩川沿いにあるイネ科の花粉が

 

僕の鼻を攻撃しようとも、僕は石狩川を誇りに思う。